アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプー、あなたはどっちにする?→併用する手もあります

アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプー
市販の安いシャンプーはそろそろやめにしようと思うけど、アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプーだったらどっちを使うべきなのかな?メリットとデメリットをまとめた情報が知りたいな。
疑問の女性

と思っている方に向けて書きます。

アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプー、どっちがいい?

石鹸シャンプーとアミノ酸シャンプーどっちにする?

市販の量産シャンプーはとにかく安いですよね。そこは確かにメリットなのですが、とはいえこれらのシャンプーには石油系成分がたくさん配合されています。

頭皮や髪の健康を第一に考えるのなら、あまり使わない方がいいかもしれませんね。

そこで気になってくるのがアミノ酸系のシャンプー、または石鹸系のシャンプーです。「なんとなく髪と頭皮に良さそうだし、どちらかを使ってみたい!」なんていう方も多いのではないでしょうか?

ですが、これらのシャンプーの特徴はまったく異なっています。つまり向き不向きがあるんですね。

もしもどちらにしようか迷った場合は、それぞれのメリットとデメリットをまずは知りましょう。そして、あなたの体質や髪質に合いそうな方をチョイスするのがおすすめです。

この記事ではアミノ酸シャンプーと石鹸シャンプーのメリットやデメリットについて解説していくので、シャンプー選びの参考になれば幸いです。

最初にちょっとだけ結論をいえば、女子力たっぷりの美髪を目指すならアミノ酸シャンプー、ナチュラル自然派の人は石鹸シャンプーというところかしらね。
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アミノ酸シャンプーのメリット・デメリット

アミノ酸シャンプー

まずはアミノ酸系シャンプーからざっくりと解説します。メリットとデメリットをまとめてご覧ください。

\詳しく知りたい方はこちら/

アミノ酸シャンプーのメリットデメリット
アミノ酸シャンプーのメリット・デメリットは?
アミノ酸シャンプーは髪と頭皮に優しい アミノ酸系シャンプーという言葉を見聞きしたことがあっても、それがどのような種類がわからなければ、試してみようという気にはならないかもしれませ
2019-02-24 09:15

メリット

天然由来のアミノ酸系界面活性剤を使用しているので、頭皮や髪にかかる負担が少ないです。頭皮や髪の皮脂を必要以上にとる心配がないので、乾燥によるフケが出にくい、髪がギシギシときしまないメリットがあります。

アミノ酸はタンパク質に分類される成分なので髪へのなじみが良く、保湿効果にも優れています。つまりアミノ酸シャンプーは髪のダメージが進んでいる方には特におすすめだということですね。

さらに、しっとりとまとまるので髪のボリュームダウン効果も狙うことができます。毛量が多い、毛が太い方にとっては色々と嬉しいポイントだと思います。

デメリット

アミノ酸シャンプーはきれいに洗い流してもぬるぬるが若干残ります。保湿成分がたくさん入っている商品が多いからですね。

また、髪にやさしく洗えるということは洗浄力もちょっと弱め。毛穴の汚れ程度なら問題なく落とすことができますが、たとえばヘアワックスのような整髪料はきちんと落としきれなかったり、オイリー肌の方の場合では、皮脂を完全に取り去れない可能性があります。

あとは価格もちょっと高めです。シャンプーはあまりコロコロ変えずに、ある程度きちんと続けることが大事ですが、「続けられる価格かどうか?」は重要なポイントですよね。市販の量産シャンプーと比較するとかなり高いですが、このへんの感覚は個人差があります。なので一概にはいえませんが、ともかく美意識とお財布のバランスが必要になるでしょう。

さっきは「アミノ酸シャンプーはしっとりまとまるからボリュームダウンになる」という話だったけど、髪が細かったり少なかったりする人にとってはデメリットね。
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石鹸シャンプーのメリット・デメリット

石鹸シャンプー

次に、石鹸シャンプーのメリットやデメリットについてチェックしていきましょう。

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石鹸シャンプーのメリットとデメリット
石鹸シャンプーのメリット・デメリットをおさらい〜私には合う?それとも合わない?〜
石鹸シャンプーが気になってるんだけど、いまいちメリットとデメリットを理解できてない…私に合うのかな?特にデメリットは気になる。まとまった情報が欲しいな。 こん
2019-02-23 19:54

メリット

石鹸シャンプーは天然由来の油脂を主成分としていて、商品の多くは化学成分・合成成分が無添加です。余分なものを使っていないので、アレルギーをお持ちの方でも比較的安心して使えるメリットがあります。小さいお子さんがいるご家庭なら家族全員で使えるのもいいですね。

また、石鹸シャンプーはアミノ酸シャンプーよりもはるかに安価な価格設定となっています。「長く使い続ける」という意味ではおすすめ度が高いといえるでしょう。

デメリット

石鹸シャンプーの中には「カリ石けん素地」という洗浄成分が配合されています。この成分は洗浄力が高いのが特徴で、乾燥肌の方が使うとフケやかゆみなどのトラブルの原因になることがあります。

また、シリコンでコーティングしないので髪のダメージ感がダイレクトに出てしまうことも。パーマを何回もかけているような髪に対しては合わない可能性が高いです。

さらに髪がきしむ、カラーリング剤が落ちやすいなどのデメリットもあります。

石けんシャンプーはアルカリ性だから、頭皮を弱酸性に保つために専用のリンスと併用して使うことが必要なの。だから扱いが少々めんどくさい…長く使えば髪質改善につながるけど、けっこう気合いがいると思うわ。髪本来の美しさを取り戻したい方にはおすすめかもね。
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アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプー、あなたに合うのは?

私に合うのは石鹸シャンプーか、アミノ酸シャンプーか

アミノ酸シャンプーと石鹸シャンプーののメリット、デメリットについては大まかにつかめたでしょうか。

色々書いてきましたが、結局は「どちらのシャンプーが自分に合うのか?」ということ。

両方とも使ってみれば一番わかるかと思いますが、できるだけ無駄な買い物はしたくないですよね。なのでここからはそれぞれのシャンプーごとに「合うのはこんな人」というところを紹介します。

アミノ酸シャンプーが合う人

アミノ酸シャンプーが合う人は次のとおりです。

  • 乾燥肌の方
  • 頭皮や髪に負担をかけたくない方
  • シャンプーに保湿効果が欲しい方
  • 髪のボリュームをおさえたい方
  • ダメージヘアが気になる方
  • 高品質なシャンプーには少々のお金なら払う!という方

乾燥肌の方

アミノ酸シャンプーには保湿効果が期待できる成分がふんだんに入っているので、頭皮の乾燥や髪のパサつきが気になる方におすすめできます。特にかゆみを伴う細かいフケが出るなら、いったんアミノ酸系シャンプーを使用して様子を見ると良いでしょう。

洗浄力が優しいので皮脂の落としすぎにもならず、肌のバリア機能を保つ効果が期待できます。

頭皮や髪に負担をかけたくない方

繰り返しになりますが、アミノ酸シャンプーは洗浄力が強くないので頭皮や髪に本来必要な分の皮脂まで取り除いてしまう心配がありません。アミノ酸シャンプーを使うと髪の指通りが良くなるので、髪の摩擦によるダメージも防ぐことができます。

シャンプーに保湿効果が欲しい方

アミノ酸シャンプーにはヒアルロン酸やグリセリンといった保湿成分がふんだんに含まれているものが多いです。キューティクルを保護し、髪にうるおいを与えてくれる効果が期待できるので、シャンプーでツヤ髪を目指したい方におすすめです。

髪のボリュームをおさえたい方

髪が保湿されると、しっとりまとまったヘアスタイルになります。剛毛な方に最もおすすめしたいシャンプーと言えるでしょう。

ダメージヘアが気になる方

ドライヤーの熱や紫外線、パーマやカラーリングなどで髪のダメージが進んでいる…という方であれば、優しい洗浄力と保湿成分が特徴のアミノ酸シャンプーがおすすめです。

高品質なシャンプーには少々のお金なら払う!という方

繰り返しになりますが、アミノ酸シャンプーはちょっと高いです。気になる価格はもちろん商品によってまちまちですが、基本的には1本1,000円以上からというところでしょう。

石鹸シャンプーが合う人

石けんシャンプーが合うと思われるのか以下の方です。

  • 敏感肌の方
  • 脂性肌(オイリー肌)の方
  • 自然派化粧品が好きな方
  • 髪をふんわりボリュームアップさせたい方
  • 洗い上がりにぬるぬるしたくない方
  • シャンプーはお安く済ませたい方

敏感肌の方

カリ石鹸素地はお肌への刺激が弱いため、石油系界面活性剤が使用できない敏感肌の方におすすめです。

脂性肌の方

石鹸シャンプーは高い洗浄力を持っているので、特に皮脂分泌量が多い方に適しているシャンプーだといえます。

自然派化粧品がお好きな方

石油系成分による環境汚染が気になる方や、なるべく天然由来成分で頭皮や髪をケアしたいという方に向いています。

髪をボリュームアップさせたい方

石鹸シャンプーには余分な成分が配合されていないため、使い続けるうちに髪質に変化が現れ、髪のボリュームアップ効果を期待できます。

アミノ酸のぬるぬるが嫌いな方

アミノ酸系シャンプーはどうしてもぬるぬるとした感じが残りますので、これが苦手な方には石鹸シャンプーのほうが向いているといえるでしょう。

シャンプーはお安く済ませたい方

そのままの意味ですが、石鹸シャンプーは安くて数百円、高くても1,000〜2,000円程度で1本買えるものがほとんんどです。

アミノ酸と石けんを併用?両方入っているのもある

アミノ酸と石けん両方入っているシャンプー

ここまで読んでいただいて、

「さっぱり洗いたいけど髪がきしむのは嫌だな…」

「髪はしっとりして欲しいけどボリュームも減らしたくない…」

「最初から無添加石けんシャンプーは使いにくそう」

こんなふうに思っている方もいらっしゃるかもしれません。

アミノ酸シャンプー、石けんシャンプー、それぞれにメリットやデメリットがあるのかはお分りいただけたと思います。でも結局のところどっちを選んだらいいのかわからない場合もありますよね。

それなら、どちらの成分も取り入れたシャンプーを選んでみるという方法があります。

「そんな都合のいいシャンプーってあるの?」と思うかもしれませんが、実はあるんです。
それでは、アミノ酸成分と石鹸成分を取り入れたシャンプーについて紹介していきます!
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ZACCスカルプシャンプー

ZACC ボタニカルスカルプシャンプー 

ZACCスカルプシャンプーには何種類もの植物由来エキスが配合されています。髪のきしみなど、石鹸シャンプーで起こるトラブルの可能性はなかり少ないです。

開発したのは表参道でヘアサロンを構える「ZACC」というヘアサロン。少々お値段は高めですが、髪の毛のプロフェッショナルがこだわって作っているので信頼して長く愛用できるアイテムです。

スカルプシャンプーの名前の通り、頭皮環境の改善に効果的な品質の高い商品です。本気の方向けと言えるでしょう。

松山油脂アミノ酸せっけんシャンプー

松山油脂アミノ酸せっけんシャンプー

こちらは石鹸シャンプー寄りのシャンプー。松山油脂は石けんをメインに扱っている会社です。このシャンプーは外観も中身のシンプルで、「余計なものは出来るだけ省きたい」という方におすすめです。

お好みでローズマリーの香りを選ぶことができます。

リーフアンドボタニクス シャンプー

リーフアンドボタニクス シャンプー

おしゃれな外観ですが、実はこちらも松山油脂が作っているシャンプー。カリ石鹸素地が主体なのでやはり石けん寄りのシャンプーですが、ラウロイルメチルアラニンNaといったアミノ酸系洗浄成分も配合されています。

また、グリチルリチル酸2kというお肌の炎症をしずめてくれる成分が配合されています。頭皮トラブルでお困りの方にもおすすめです。

お好みでグレープフルーツとラベンダーの香りが選べます。

アスパイラル ありがとうシャンプー

アスパイラル ありがとうシャンプー

こちらは逆にアミノ酸系洗浄成分を主体としたシャンプーです。石けん成分も配合されていますが、かなり少なめ。どちらかというとアミノ酸シャンプー寄りの製品だといえるでしょう。

余分な成分はほぼ配合されていませんので、髪にやさしいシャンプーをお探しの方には特におすすめです。

まとめ

まとめ

アミノ酸系シャンプーと石鹸シャンプーには、「頭皮や髪にやさしい」という共通点があります。ただ、それぞれに違った性質を持っているため、商品選びをする時にはよく選んで。あなたの体質や髪質に適しているかどうか見極めてくださいね。

「どうしても見極めをつけられない」もしくは「両方のいいところを持ち合わせたシャンプーが欲しい」という方は今回紹介したアミノ酸と石鹸成分の両方を配合したシャンプーを試しに使ってみてくださいね。

こだわりのシャンプーを見つけて、美髪を取り戻しましょう!今からでも全然遅くないですよ♪
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